Cisco IOS 設定方法

NextStream(NXS1400F)を使ってC2821/C1912のスループット測定

更新日:

NextStream(NXS1400F)とは

CiscoのVIRLを導入して以降自宅LABは縮小方向だったのですが、オークションに面白い製品が出ていたので思わず手に入れてしまいました。手に入れた製品は NextStream(NXS1400F)です。測定器です。私が新卒で入社した当時よく利用していました。100Mの8ポートものと1Gの2ポートもの2機種ありました。自宅の検証環境的には1Gの測定器が欲しかったのですが、今回は残念ながら100M版でした。それでも双方向800Mbos(片方向400Mbps)の測定が可能となりました。装置のスループット測定も可能ですが、QoSを実際にトラフィックを入れての試験、障害発生時の停止時間の測定などが出来そうです。今回はCiscoの2機種(C2821/C1921)をスループットを測定したので、その結果をレポートしたいと思います。

※測定器って基本高いですよね。。家にIXIAかTestCenterがあればあらゆる試験が出来そうですが、1ヶ月のリース代金は私の給料より高そうです。。

測定方法

今回は100M8ポートしかないので、4ポート毎にわけて下記のような構成で測定しました。

パケットsizeは 64(最小) / 512(中間)/ 1518(最大)を3パターンそれぞれ3回1分間測定しました。

C2821

size 1518

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 1,989,297 1,989,489 400.000 400.038 0%
P(4〜7)→P(0〜3) 1,989,296 1,989,490 400.000 400.038 0%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 1,980,840  1,981,028 400.000   400.037 0%
P(4〜7)→P(0〜3)  1,980,836 1,981,022 400.000  400.037 0% 
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 2,008,168 2,008,332  400.000  400.032  0%
P(4〜7)→P(0〜3)   2,008,165 2,008,331  400.000 400.033 0% 

RXFramesが多いのはコントロールパケット(ARPなど)もフレーム数にカウントされているための誤差です。(測定対象のフレームだけのフィルターを利用しようとしたのですが、1ポートしか適用出来なかったです)
ロスレスで転送されているのがわかります。

size 512 

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,728,639 5,405,781 400.000 377.456 6%
P(4〜7)→P(0〜3) 5,728,632 5,445,614 400.000 380.000 5%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,678,104 5,366,660 400.000  378,060  6%
P(4〜7)→P(0〜3)  5,678,096 5,399,004  400.000 380.399 5% 
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,641,306 5,335,616  400,000 378.324 6% 
P(4〜7)→P(0〜3)   5,641,298  5,361,770  400.000  380.198  5% 

若干(5%ほど)ロスが発生しています。

size64

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 36,548,206 5,605,352 400.000 61.347 85%
P(4〜7)→P(0〜3) 36,548,150 5,605,308 400.000 61,347 85%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 36,566,389 5,623,480 400.000 61.616 85%
P(4〜7)→P(0〜3)  36,566,326 5,623,610 400.000 61.516 85%
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 38,267,884 5,909,531 400.000 61,770 85%
P(4〜7)→P(0〜3)   38,267,830 5,909,550 400.000 61,770 85%

size64だと双方向120Mbps(片方向61Mbps)の性能だとわかりました。測定中のC2821のCPUを測定すると下記のように100%に張り付いていました。

スポンサーリンク

C1921

size1518

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 2,037,912 1,966,440 400.000 385.917 4%
P(4〜7)→P(0〜3) 2,037,908 1,966,786 400.000 386.040 4%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 2,029,478 1,956,500 400.000 385.616 4%
P(4〜7)→P(0〜3)  2,029,476 1,984,768 400.000 391.188 3%
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 2,017,444 1,965,156 400.000 389.632 3%
P(4〜7)→P(0〜3)   2,017,440 1,943,253  400.000  385.290  4% 

原因がはっきりしないのですが、若干のロスが発生しています。構成はほぼ同じなのでなぜこのような結果が出たのがよくわかりませんでした。下記が測定後のinterfaceのカウントを見たらのですが特にdrop/errorしている様子はないです。

size 512

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,798,326 5,577,876 400.000 384.792 4%
P(4〜7)→P(0〜3) 5,798,318 5,580,779 400.000 384.992 4%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,744,860 5,534,127 400.000 385.327 4%
P(4〜7)→P(0〜3)  5,744,850 5,532,604 400.000 385.221 4%
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 5,767,710 5,553,204 400.000 385.123 4%
P(4〜7)→P(0〜3)   5,767,701 5,559,323 400.000 385.548 4%

size 512でも状況はかわらず、若干のロスが発生しています。

size 64

  通信方向 合計TxFrems 合計RxRrems 送信Mbps 受信Mbps ロス率
1回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 37,796,779 37,510,126 400.000 396.966 1%
P(4〜7)→P(0〜3) 37,796,732 37,486,745 400.000 396.719 1%
2回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 39,079,430 38,746,012 400.000 396.587 1%
P(4〜7)→P(0〜3)  39,079,385 38,725,268 400.000 396.375 1%
3回目 P(0〜3)→ P(4〜7) 36,591,566 36,364,820 400.000 397.521 1%
P(4〜7)→P(0〜3)   36,591,517 36,318,607 400.000 397.016 1%

ほぼロスなしです。ショートパケットで双方向800Mbps(片方向400Mbps)が通っています。測定中はCPUの負荷が上がっていない所を見るとパケットの転送ハードウェアで処理しているのだと推測されます。ショートパケットでここまで出ているので1Gbpsの実運用でもスループットで苦しむことはないのでしょうね。

まとめ

NextStreamを使って、2つのルータのスループットを測定しました。今回は単純なルーティングなどで、NATやVPNを利用した際にどの程度速度が低減するかなど測定出来たらいいかなと思っています。それとやはり100Mの測定器なので C1921の限界値を測定することが出来ませんでした。1G出る測定器が欲しい。。(お値段的とめったに測定器がオークションに出ないのでたぶん入手は困難かな。。)今後も様々な機器で測定を活用したいと思います。

その他CiscoIOS設定方法

Cisco IOS 設定方法

Cisco IOSの設定方法をまとめました。

-Cisco IOS 設定方法
-,

Copyright© インフラエンジニアのメモ帳 , 2018 All Rights Reserved.