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AWS EC2 を使って nginx 起動させるまでのメモ

EC2を使ってnginxを起動するまでのメモです。

今回設定するトポロジー

VPC作成

  1. AWSのマネジメントコンソールにログインします。
  2. 右上のリージョン設定を「バージニア北部」から「アジアパシフィック(東京)」を選択します。その後、「VPC」を選択します。
  3. 「VPCのウィザートの開始」を選択します。
  4. 左側が「1個のパブリックサブネットを持つVPC」が選択されていることを確認して「選択」を選択します。
  5. IPv4 CIDRブロック:「172.29.0.0/16」を入力、 パブリックサブネットのIPv4 CIDR「172.29.0.0/24」を入力、「VPCの作成」を選択します。
  6. VPCが正常に作成されました が表示されているいことを確認して「OK」を選択します。

EC2の作成

  1. AWSマネジメントコンソールのホームに戻り「EC2」を選択します。
  2. 「インスタンスの作成」を選択します。
  3. Amazon Linux AMI の「選択」を選択します。
  4. t2.micro にチェックが入っているのを確認して「次の手順:インスタンスの詳細の設定」を選択します。
  5. ネットワークを「先ほど作成したVPC」を選択、サブネットを「パブリックサブネット」を選択、自動割り当てパブリックIPを「有効化」を選択、プライマリIPを「172.29.0.10」を入力して「次の手順:ストレージの追加」を選択します。
  6. 「次の手順:タグの追加」を選択します。
  7. 「別のタグを追加」を選択、キーに「Name」を入力、値に「WebServer」を入力、「次の手順:セキュリティグループの設定」を選択します。
  8. 「新しいセキュリティグループを作成する」を選択、セキュリティグループ名に「Web-Secyrity-Group」と入力、SSHのソースを「マイIP」を選択、「ルールの追加」を選択、新しく出来た行のタイプを「HTTP」を選択、ソースを「任意の場所」を選択、「確認と作成」を選択します。
  9. 作成されるインスタンスを確認して「作成」を選択します。
  10. 「新しいキーペアの作成」を選択、キーペア名「my-key」を入力、キーペアのダウンロードをクリックしてファイルをダウンロード、「インスタンスの作成」を選択します。
  11. 作成ステータスが表示される。「インスタンスの表示」を選択します。

ElasticIPの設定(パブリックIPアドレス固定化)

AWSのEC2にはパブリックIP(AWS外部から接続用のIP)とプライベートIP(AWS内部用のIP)が割り当てられますが、初期設定の状態ではパブリックIPは、インスタンスを停止した時点でアドレスがリリースされ、起動する度に異なるアドレスが割り当てられます。パブリックIPを固定化するのに利用するのが、ElasticIPになります。下記がElasticIPの設定になります。
ElasticIPの費用ですが、割り当てられたEC2が起動している状態であれば無料です。ただし、EC2を停止するとElasticIPに費用($0.005/時)が発生しますので注意して下さい。

  1. 「Elastic IP」を選択します。
  2. 「新しいアドレスの割り当て」を選択します。
  3. 「割り当て」を選択します。
  4. 固定のパブリックIPアドレスが割り当てられます。「閉じる」を選択します。
  5. 先ほど割り当てられたIPアドレスを右クリックして「アドレスの関連付け」を選択します。
  6. インスタンスを「先ほど作成したEC2」を選択、プライベートIPを「172.29.0.10」を選択し、「関連付け」を選択します。
  7. 「閉じる」を選択して、パブリックIPアドレスの固定が出来ました。

nginx  インストール

  1. 今回はローカルのLinuxマシンからSSHします。EC2作成時にダウンロードしたファイルを下記に格納し、パーミッションを変更します。
  2. ~/.ssh/config に下記を追記します。 x.x.x.x は先ほど割り当てられたパブリックIPアドレスを入力します。
  3. 次のコマンドで作成したec2に接続します。
  4. nginx をインストールします。
  5. nginxを起動および自動起動設定をします。
  6. ブラウザから http://x.x.x.x/ を開いて下記が表示されていたら成功です。

以上です。AWS EC2を使ってnginx を起動までのメモでした。

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