PVST+とは
STPは全てのVLANで共通の動作(トポロジー)をします。PVST+ではBPDUはVLAN毎に送信し、VLAN毎にトポロジーを構成する事が出来ます。
同一のSWでありながら、上記のようにVLAN毎にトポロジーを変えることが出来ます。
ブリッジIDの違い
STPのブリッジIDは、ブリッジプライオリティとMACアドレスで構成されている。
デフォルトではブリッジプライオリティを32768になっている。
PVST+のブリッジIDは、ブリッジプライオリティ、拡張システムID、MACアドレスで構成されている。
PVST+はVLAN毎にスパニングツリートポロジーを作成しますが、ブリッジIDにもVLAN-IDを含めています。拡張システムIDにVLAN-IDを含めます。またブリッジプライオリティは拡張システムIDの追加のより領域が4ビットと縮小しています。縮小した影響で設定時のブリッジプライオリティは4096単位で設定を実施します。デフォルトのブリッジプライオリティは32768になりますので、VLAN-IDが10のPVST+のデフォルトは32768+10 = 32778 がプライオリティ値になります。
CiscoCatlyst設定例
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スパニングツリーSTP PVST+ CiscoCatalyst設定
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