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Ubuntu 22.04 LTS Server ネットワークの設定 ( IPv4アドレス、DNS(resolve) 、デフォルトゲートウェイ、static route )

Ubuntu 22.04 LTS Server のネットワークの設定( IPv4 アドレス DHCP 固定IP 、デフォルトゲートウェイの設定、static route 、DNSのresolve)手順を紹介します。

注意事項 Ubuntu 22.04 Desktop とは設定方法が異なります。今回紹介するのはServer側の設定方法になります。

確認環境

  • Ubuntu 22.04 LTS Server (Jammy Jellyfish)

ネットワークの設定について

Ubuntu 22.04 LTS は netplan にてネットワークの設定を行います。
設定ファイルは /etc/netplan のディレクトリに格納します。

設定を読み込むときはディレクトリ内の *.yamlを全部参照してアルファベット順で読み込みを上書きする形ととなっています。
Live DVDからインストールした場合は初期ファイルとして 00-installer-config.yaml が作成されています。

公式ドキュメントを参照すると、 /etc/netplan/99_config.yaml を作成して、設定を上書きする手順となっています。今回の設定は公式ドキュメントに沿った設定方法を紹介します。

既存の設定を完全に無効したい場合は、 00-installer-config.yaml を 00-installer-config.back のように 拡張子の yaml を変更することで読み込みを防ぐことが出来ます。

インターフェイスの確認

認識しているNICのインターフェイスを確認には ip link で確認できます。

上記は 1: lo , 2: ens160 3: ens192 のインターフェイスが認識されています。

IPv4 アドレス固定設定、DNS設定、デフォルトゲートウェイ設定

ネットワークのインターフェイスの設定を固定設定する手順を紹介します。
/etc/netplan/99-config.yaml
を作成します。

今回は
ens160 に

  • IPv4アドレス 10.2.110.100
  • サブネットマスク 255.255.0.0 ( /16 )
  • デフォルトゲートウェイ 10.2.0.1
  • DNS 10.2.1.10 , 8.8.8.8

上記のパラメータを設定するファイルは下記となります。

上記をファイルの設定反映には下記コマンドを実行します。

設定されたことを ip address コマンド および ip route コマンドで確認します。

コマンドの結果から正常にアドレスが設定され、デフォルトゲートウェイが設定できたことを確認できました。

IPv4 static route の設定

ens192側に IPv4 アドレス 172.16.20.2110 サブネットマスク 255.255.255.0 ( /24 ) を設定して
static routeとして 172.24.0.0/12 の経路を 172.16.20.1 向けに追加します。

元々設定したインターフェイスens160は変更せず、ens192の設定を追記しました。設定反映のため下記コマンドを実行します。

設定を反映後、ip address および ip route にて設定したアドレスの確認および経路を確認します。

ens192に 172.16.20.110/24 static route として 172.16.0.0/12 via 172.16.20.1 が設定されたことを確認しました。

参考サイト

Ubuntu Server Network Configuration 公式サイト英語

Ubuntu 22.04 LTS Server 記事一覧

Ubuntu 22.04 LTS Server インストール

Ubuntu 22.04 LTS Server 環境変更

Ubuntu 22.04 LTS Server ソフトインストール

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