Cisco IOS XR 設定方法

OSPF トータリースタブエリア Cisco IOS-XR

OSPF スタブエリアの設定をCisco IOS-XRで解説します。

OSPFスタブエリア

OSPFのスタブエリアの解説は下記を参照して下さい。

OSPF スタブエリア / トータリースタブエリア

トポロジー図

OSPF area stubコマンド

IPアドレスの設定、基本となるOSPFの設定は完了しているものとする。OSPF設定方法は下記を参照

OSPF基本設定 Cisco IOS-XR

設定方法

コマンド引数 説明
PROCESS_NAME OSPFルーティングプロセスの識別を指定。IOSのとは異なり40文字未満の英数字を指定することが出来ます。
ルータ内で複数OSPSルーティングプロセスを立ち上げるとき等に、異なる識別子を付けて複数起動することが出来ます。
ルータ内部で利用する為の識別子の為、他のルータと識別子を合わせる必要はありません。
AREA_ID 指定したインターフェイスのOSPF Area を指定します。
Areaは32bitの識別子 10進数で( 0 - 4294967295 ) と IPv4アドレス形式 ( 0.0.0.0 - 255.255.255.255 )いずれかに指定

設定方法

IOSXR-R2設定方法

IOSXR-R3設定方法

設定確認

show ospf

show ospf のR2 対象 Area 1 がstub no-summaryに認識

ルーティングテーブルの確認

OSPFの経路はデフォルト経路のみが学習される

OSPF database

OSPF datavaseでLSA Type3がABR(2.2.2.2)からデフォルト経路のみ学習しています。LSA Type4,5は学習していない。

 

Ping疎通確認

経路が削減されていますが、デフォルト経路があるため、IOSXR-R3からRIPルータへPingが通ります。

コンフィグファイル

設定したConfigファイル

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