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OSPF スタブエリア / トータリースタブエリア

スタブエリア

スタブエリアは非OSPF経路である外部経路(LSAタイプ5)がABRであるR2にてデフォルト経路に変換することで経路を削減を実現します。スタブエリアを設定するには対象となるルータ全てにスタブ設定が必要になります。また、スタブエリア内にはASBRを設定することが出来なくなります。

スタブになる(今回の例ではエリア1)R2,R3に下記のように設定をする。(下記はCisco IOS)

R3のルーティングテーブルでは標準エリアには存在していた非OSPFの外部経路「O E2」(10.0.0.0/8 , 172.16.0.0/24)は無くなり、代わりにデフォルト経路 LSA Type3「O*IA」(0.0.0.0/0)が加わりました。

R3のLSA Type3が標準エリアと比べてデフォルト経路「0.0.0.0/0」が追加されています。

R3のOSPFdatabaseには非OSPFネットワークの外部経路に関わるLSA Type4,LSA Type5は経路を学習していません。

IOS,IOS-XR,NX-OS 設定方法

OSPF スタブエリア Cisco IOS-XR
OSPF スタブエリア Cisco NX-OS

トータリースタブエリア

トータリスタブエリアはさらに経路削減のため。スタブエリアでは受信したエリア0のLSAタイプ1をABRであるR2にてLSAタイプ3のデフォルト経路に変換されます。設定はABR(例ではR2)トータリースタブの設定が必要になります。残りの対象エリアルータには(例:R3)スタブ設定が必要になります。スタブエリア同様トータリースタブのエリアにはASBRを設定することは出来ません。

ABRであるR2は「area 1 stub no-summary」のコマンドを投入(下記例はCisco IOS)

トータリースタブ内のABR以外のルータにはスタブ設定のコマンドを投入します。(下記例はCisco IOS)

スタブエリアが経路を学習していた「1.1.1.1/32、192.168.0.0/24」はトータリースタブでは経路が削除されています。

R3のLSA Type3がスタブエリアと比べて「1.1.1.1/32 , 192.168.0.0/24」が削除されています。

R3はスタブエリア同様LSA Type4,5は学習していません。

機種別 OSPF スタブエリア、トータルエリア設定方法

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