OSPF

OSPF LSAについて Type LSA4 / Type LSA5 / Type LSA7

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OSPFのLSAのタイプについて

OSPFの基本的な動作は下記ページを参考に

上記のページにでも記載していますが、OSPFのルータ間はLASを交換することでトポロジーを把握します。そのLSAにはネットワークの構成などから「1〜11」種類があります。

実際のCiscoでは「1〜5,7」を利用しています。タイプによって情報の内容および伝搬範囲が異なります。このページではこのLSAのタイプの種類を紹介します。

LSA タイプ1,2,3

LSA タイプ1,2,3,については下記の記事にまとめています。

LSA タイプ4

LSAタイプ4は異なるエリアへ伝搬します。ASBRはType1にEビットを付与して広報します。それを受信したABRがタイプ4のLSAを生成します。タイプ4は外部経路のコスト計算に活用される為、ASBRまでに到達までに必要なメトリックが伝搬されます。

ルータ間のパケットキャプチャーファイル

R1〜R2間のパケットキャプチャーファイルType1はEビットにフラグが立っている

R2〜R3間のパケットキャプチャーファイルLSAType4が含まれています。

LSA タイプ5

LSA タイプ5はAS全てへ伝搬します。LSA5は非OSPFネットワークの情報を伝搬するため、外部LSAと呼ぶことがあります。ASBRがLSAタイプ5を生成します。LSAに非OSPFネットワークアドレス、サブネットマスク、シードメトリック値、転送アドレス、外部LSAタイプが含まれています。

LSAタイプ5(外部LSA)は2種類のタイプがあります。Type1はLSAタイプ5のメトリック値+LSAタイプ4のASBRまでのメトリック値を加算したメトリック値を利用して計算します。Type2はLSAタイプ5のメトリック値のみで計算します。初期設定ではType2が選択されます。

ルーティングテーブルはLSAタイプ5のType1「O E1」,LSAタイプ5のType2は「O E2」と表示されています。

show ip ospf database external でLSAタイプ5の情報を参照することが出来ます。

R1〜R2間のパケットキャプチャーファイル

OSPF LSA Type5が含まれている

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LSA タイプ7

LSAタイプ7はNSSA(スタブエリアにASBRを設置できるエリア)での非OSPFネットワークを伝搬するのに利用します。タイプ7はNSSAのASBRが生成します。LSAタイプ5とほぼ同様に非OSPFネットワーク、サブネットマスク、シードメトリック値、転送アドレス、外部LSAタイプが含まれています。NSSAのエリアから他のエリアに転送される際はABRが、タイプ5に変換してAS全体に伝搬されます。

LSAタイプ7(外部LSA)は2種類のタイプがあります。Type1はLSAタイプ5のメトリック値+LSAタイプ4のASBRまでのメトリック値を加算したメトリック値を利用して計算します。Type2はLSAタイプ5のメトリック値のみで計算します。初期設定ではType2が選択されます。

ルーティングテーブルはLSAタイプ7のType1「O N1」,LSAタイプ7のType2は「O N2」と表示されています。

show ip ospf database nssa-external でLSAタイプ5の情報を参照することが出来ます。

R1〜R2間パケットキャプチャーファイル

OSPF LSA Type7が含まれている

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