VyOS 1.3 設定方法

OSPF基本設定 VyOS 1.3

VyOS 1.3.0 での OSPFの基本的な設定 ( Router-ID 、interface )コマンドを紹介します。

試験環境

  • Version: VyOS 1.3.0

OSPFとは

OSPFプロトコルの解説

OSPF ( Open Shortest Path First )とは

OSPF基本設定 設定方法

OSPF Route-IDの指定

コマンド引数説明
A.B.C.DRoute-IDを指定します。(詳細は OSPF Router-ID ) OSPFドメイン内に利用する識別子、必ずルータ毎に個別のIDを指定する必要がある。32bitで指定するのですが、フォーマットはIPv4と同じ 255.255.255.255 の形式で指定する。※今回はLoopbackと同じにしています。

OSPFを有効にするインターフェイスを指定

コマンド引数説明
AREA_ID指定したインターフェイスのOSPF Area を指定します。  
Areaは32bitの識別子 10進数で( 0 - 4294967295 ) と IPv4アドレス形式 ( 0.0.0.0  - 255.255.255.255 )いずれかに指定
NETWORK_NUMBER/PREFIXOSPFを有効化したいネットワークドレスを指定します。
例:192.168.0.0/24

OSPFの設定例

OSPFの設定例構成図

vyos-1 OSPF設定Config

vyos-2 OSPF設定Config

vyos-3 OSPF設定Config

OSPFの設定確認コマンド例

OSPFの代表的なConfgiを紹介します。

OSPF 各パラメータ表示

OSPFの各パラメータ(タイマー値)、状態( LSA数、SPF実行数(SPF algorithm excluted .. ) など

OSPF有効になっているインターフェイスの確認

インターフェイスの 状態 ( Up / Down ) 、インターフェイスのネットワークタイプ ( Network Type Broadcast . Point-to-Point ) , インターフェイスのコスト( Cost )、インターフェイスの各種タイマー値など

neighbor確認

OSPF database確認 ( LSA )

ルーティングテーブル

ルータのルーティングテーブルを表示するコマンドです、 Codes O が OSPFプロトコルから登録された経路になります。

設定例VyOS-Config

関連サイト

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OSPF RFC

OSPF関連図書

私が所持しているOSPF本の紹介です。ただし絶版になっている本も紹介していますがご容赦ください。

著:ジョン・T. モイ, 監修:泰弘, 小原, 原著:Moy,John T., 翻訳:トップスタジオ

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