OSPF

OSPF Optionsフィールド

OSPFv2の Optionsフィールドは、OSPF Hello 、DBD、LSA のパケットに共通で利用されるフィールドになります。
OPtionsフィールドはオプションでサポートする機能の他のルールに伝達することができます。今回はこのフィールドの紹介します。

OSPF Options フォーマット

OSPF Optionsフィールドは 8bit となります。

図1(OSPFv2 Hello Optionsフィールド)はOSPF Hello パケットのパケットキャプチャーしたファイルです、OSPFのHelloパケットの中にOptionsフィールドがあり各bit毎に機能が利用可否が判断できます。

図1 OSPFv2 Hello Optionsフィールド例

DN-bit

BGP/MPLS-L3VPNの経路からOSPFへ再広報する際に再びBGPに戻りルーティングループを回避させるために利用されるbitになります。 [RFC4576]

O-bit

Opaque LSA ( Type 9 ~ 11 ) をサポートしていることを示す bit になります。
Opaque LSAとは、OSPFの機能拡張時に利用できるLSAとして用意されました。[RFC5250]
Opaque LSA の利用例としてMPLS-TE(Opaque Type1)などに利用されています。

DC-bit

Demand Circuit [RFC1793]をサポートしていることを示すbitになります。
アナログモデム、ISDN回線などの回線交換方式を利用するとパケットが流れ回線が接続される従量課金では、バックアップ回線で通信のトラフィックがなくてもHelloパケットで回線が接続されて課金されてしまいます。Demand Circuitを利用することでトポロジの変化が発生したタイミングでパケットを生成(回線接続)され課金を最小限にする機能になります。この機能を実現するの辺りHelloを停止するだけではなく、LSAのRefreahが不要になる、DoNotAge(DNA)LSAを生成することでトポロジーを維持します。
Router-LSAではDC-bitがある場合は DoNotAge(DNA)LSAをサポートしていることを示しています。

EA-bit

External attribute LSA(Type 8)をサポートしていることを示すbitになります。
BGPのパス情報をExternal attribute LSA(Type8)として転送する技術として検討されましたが、RFCでは既定されず実装されてている機器はない状態となっています。

N/P-bit

オプションフィールドのHelloパケットではN bit、NSSA External LSA(Type7)では P bit として解釈します。ともにNSSA関連のオプションになります。[RFC3101]

  • N-bit
    NSSAルータがサポートされていることを示すbitになります。
  • P-bit
    P-bit(1)のときに、ABRがNSSA External LSA(Type7)をAS External LSA(Type5)に変換してarea0へ伝搬させます。

MC-bit

マルチキャストルーティング(MOSPF)としてGroup-membership-LSAs(Type 6)をサポートしていることを示すbitになります。[RFC1584]

E-bit

External(外部経路)関連で利用するbitになります。
HelloではExternalをサポートされていることを示すbitになります。
Router-LSAではASBRにてExternal LSA(Type5)を広報しているルータを示すbitになります。このbitを利用してABRではType4-LSAを生成可否を判断します。

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私が所持しているOSPF本の紹介です。ただし絶版になっている本も紹介していますがご容赦ください。

著:ジョン・T. モイ, 監修:泰弘, 小原, 原著:Moy,John T., 翻訳:トップスタジオ

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